2010年3月30日火曜日

MVT-9000 MK-Ⅱ

で、不満を抱きながらも毎日続いた受信ライフ。
さすがに限界に近づいたある日、気がつくと秋葉原の駅にいました。
もちろん憧れの受信機を買うために・・・

ある程度は雑誌で調べていたし、自分の聞くジャンルにふさわしい機種は絞り込めていたので、あとは値段との折り合いがつけば、即購入の覚悟を決めていました。

何件かのお店を見て回りましたが、いまひとつ決め手にかけます。
そこで、1本裏の路地に入り、散策を開始します。
すると少し怪しげな、でも品揃えは充分なお店を発見。
結局、そこは偶然入った富士無線だったのです。

そこで、大胆にも2台の受信機を購入するのです。

YUPITERUのMVT-9000 MK-ⅡとICOMのIC-R3です。
航空無線といえばYUPITERUというくらい、サーチスピードには定評があるメーカー、一度は使いたいと思っていました。
R3はそのころ、ポータブルの車載テレビがはやり始めたころで、ただテレビを買うならR3にしようと決めていました。

R3は車載機として、MVT-9000はハンディとして使う・・・はずでした。
しかし、MVT-9000はさすがに大きいのです。
その割りに、軽くて存在感にかける・・・
操作が煩雑(に感じました。何度マニュアルを読んでも操作が頭に入らないんです)で、結局車載のサブ機として使いつつ、普段は自宅でほぼ固定機として使っていました。

感度には申し分ないし、表示部も見やすくバンドスコープも有効に使える・・・本当は良い受信機のはずです。
先の友人も使っていますし、機能をフルに使えば無敵でしょう。
でも、最後はその彼の元に巣立っていくことになるのです。

MVT-9000、思い出はありますが、最後の最後まで僕を悩ませてくれた高級受信機です。


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